目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ34分の練習メニューも載せています。
- お風呂でできる顔つけと息を吐く練習
- 「ぱっ」で息を吸う、顔つけとボビング
- 水平に浮いて進む、けのびの姿勢と手の組み方
5分お風呂親子で
お風呂で
水遊びから
水慣れは、家のお風呂から始められます。毎日のお風呂の時間に少しずつ続けると、プールでも落ち着いて水に向き合えるようになります。
お湯を手ですくって顔にかけます(最初は手に水がついている程度から。慣れたら下を向いて顔を洗うように)。次に肩までつかって顔を下に向け、息を吐くところを意識。慣れたら、顔を水につけてみましょう。
お風呂でできる水慣れ練習
お風呂で顔に水をかけたり水に顔をつけたりして、水慣れや呼吸の基本を身につける練習です。できたかどうかよりもチャレンジしたことを褒めながら進めます。
お風呂のお湯を手ですくって顔にかける
point最初は顔を正面に向け手に水がついている程度で行い、慣れたら下を向いて顔を洗うようにする
肩まで浸かって顔を下に向ける
point息を吐くところを意識する
顔を水につけたときに、鼻または口から「ブクブク」と息を吐く
point顔を上げたら「パッ」と息を吸う動作につなげる
指導のポイント・気をつけること
- できたかできていないかではなく、チャレンジしたことを褒める
- お風呂での練習時は保護者が絶対に目を離さず、浴槽内での転倒や誤嚥に注意してください。
6分プール大人と
「ぱっ」で吸って
顔をつける
プールで、顔つけから潜ってジャンプするボビングまでを段階的に練習します。「ぱっ」と言って息を吸う呼吸を、最初に身につけましょう。
まず口を水につけて「ぱっ」と言って息を吸う。水をかけて顔をふき「ぱっ」。左右交互にほっぺたをつける。顔全部をつけて「ぱっ」。力を抜いて潜り、ジャンプして「ぱっ」と息を吸うボビングへ進みます。
プールに慣れる顔つけとボビング
水泳未経験の子どもが顔つけから潜ってジャンプするボビングまでを段階的に練習し、水への恐怖心をなくしてプールに慣れます。
まず口をつけて「ぱっ」と言って息を吸う。
point「ぱっ」と言って息を吸う。
水をかけて顔を拭き「ぱっ」と言う。
左右交互にほっぺたをつける。
手順のつづき(あと3つ)・指導のポイント・気をつけること
顔全部をつけて「ぱっ」と言って息を吸う。
pointできたらしっかり褒める。
力を抜いてリラックスし、潜って鼻から軽く息を出す。
pointリラックスして行う。
底を蹴ってジャンプし「ぱっ」と言って息を吸う。
point1回上手にできたら3回連続にチャレンジする。
- 上手にできたときはしっかり褒めて自信をつけさせる。
- 潜るときや呼吸動作では力を抜いてリラックスさせることが上達のコツ。
- 水深が子どもの身長に合っているか確認し、足が届く台(赤台)の上など安全な環境で行ってください。
- 水中でパニックになって水を誤飲しないよう、指導者は常に手の届く位置で見守りましょう。
5分プール1人〜
壁を蹴って
水平に浮く
けのびは、すべての泳ぎの基本になる姿勢です。水の抵抗をできるだけ減らす水平の姿勢で、壁を蹴って浮かんで進みます。
肩まで水につかり、頭を水に入れます。腰を浮かべて足の裏をプールの壁につけ、壁を蹴って浮かんで進みます。体が水平になっているかを意識しましょう。
水平姿勢を作る「けのび」
水の抵抗を減らす水平姿勢を身につけるための「けのび」の練習です。壁を蹴ってまっすぐ浮かんで進みます。
肩まで水に浸かる。
頭を水に入れる。
腰を浮かべ、足の裏をプールの壁につける。
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
壁を蹴って浮かんで進む。
- 水の抵抗をできるだけ減らすため、水平に浮かぶことを意識する。
- 息を止めて潜るため、水深や子どもの泳力に注意し、立つ場所の安全を確保してください。
- 前方に他の人がいないか確認してから壁を蹴るように声かけを行ってください。
5分プール1人〜
真ん中を蹴って
体を1本の棒に
けのびで遠くまで進むための2つのコツです。壁を蹴る位置と、体の締め方を意識すると、同じ力でもぐんと進むようになります。
プールの床と水面のちょうど真ん中あたりに足を置いて壁を蹴ります(高すぎると潜っていくぶん遠回りになる)。蹴り出したらお腹とお尻を締めて、指先から足先まで体を1本の棒のようにします。
水泳:正しいけのびのコツ
元日本代表が教える、水中で抵抗を減らして進むための正しいけのびの練習です。壁を蹴る位置・タイミングと、1本の棒のように体を締める姿勢を意識します。
プールの床と水面のちょうど真ん中あたりに足を置き、壁を蹴り出す。
point蹴り出した瞬間に姿勢がまっすぐ一直線になるようにする。
お腹をしっかり締め、お尻の穴をキュッと締めるようにして体を1本の棒にする。
point抵抗を少なくするため、体幹を締める。
足先までバレリーナのようにつま先・指先までピッと伸ばして進む。
point足先まで意識して一直線の姿勢を保つ。
指導のポイント・気をつけること
- 壁を蹴る位置が高く水面近くになると、潜っていかなければならず無駄な距離ができるため真ん中を蹴る
- お腹・お尻・足先まで意識して体を1本の棒にするイメージを持つ
- 蹴り出すタイミングや深さがずれて水面近くを蹴らないように注意する
- 壁を強く蹴る際、周囲に他の泳者や子どもがいないか確認してからスタートしましょう。
- プール底への衝突を防ぐため、適正な水深を確保し、下向きすぎないよう進行方向に注意してください。
4分陸上でも1人〜
自分に合った
手の組み方
けのびの姿勢(ストリームライン)は、手の組み方でも変わります。肩のやわらかさや体格に合わせて、自分に合った形を選びましょう。
基本は、手を重ねて(利き手が上)、上の手の親指を下の手の親指に引っかけ、外側にグッと引っぱる形。肩がかたくて腕が上がらない子は、無理に基本の形にせず、手の幅を広げる組み方を試します。
けのびの手の組み方3選
肩の柔軟性や体格に合わせて使い分ける、けのびの手の組み方3パターンを学びます。自分に合った組み方を選んでストリームラインを作ります。
基本(抵抗が少ない形):手を重ね(基本は利き手が上)、上の親指を下の手の親指に引っ掛けます。
point引っ掛けた状態で外側にグッと引っ張ることで肩甲骨が上がり体がよく伸びます。
肩が硬い人向け(おもてなし):手のひらを重ねる幅を広げ、下側で親指同士を引っ掛けます。
point手の幅を広げることで、肩や胸郭が硬い人でも腕を上げやすくなります。外に引っ張る意識は同じです。
幼児・頭が大きい人向け(蝶々):親指と親指同士を交差させて引っ掛けます。
point頭が大きく腕に引っかかりやすい場合に向いています。こちらも外に引っ張る意識を持ちます。
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
自分に合った手の組み方を選び、けのびをして泳ぎます。
- ただ重ねるだけでなく、親指を引っ掛けて外側にグッと引っ張る意識を持つと体がシャープに伸びます。
- 肩が硬くて腕が上がらない人は、無理に基本の形にせず手の幅を広げる組み方を試させましょう。
- 肩の柔軟性には個人差があるため、無理に腕を絞り込みすぎないように注意します。
- 水深や周囲の泳者との間隔を確認し、壁を蹴って進む際に衝突しないよう注意してください。
faqよくある質問
何歳から練習できますか?
お風呂での水慣れは2〜3歳からでも楽しめます。プールでの顔つけやけのびは、子どもの様子を見ながら4〜6歳くらいから始めましょう。
顔をつけるのを嫌がります
無理に顔をつけさせると、ますます水がこわくなります。お風呂で手で顔をぬらすところから、少しずつ慣れていきましょう。
家でできる練習はありますか?
1番のお風呂での練習や、5番の手の組み方はプールに行かなくてもできます。
チームの練習に入れるなら?
スイミングの練習なら、はじめの10分に2番と3番を入れるのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
水慣れとけのびで大切なのは、水を楽しいと感じること・「ぱっ」で息を吸う呼吸・体を1本の棒のようにすること。挑戦したことをほめながら、少しずつ水と仲良くなっていきましょう。
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