目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ34分の練習メニューも載せています。
- 膝が開きすぎない足の引き方と、足の裏で蹴る感覚
- ビート板で腰をまっすぐ保つキック練習
- 肘を立てるかき方と、肘から戻すリカバリー
4分陸上で1人〜
つま先の向きで
膝の開きが変わる
平泳ぎのキックで膝が開きすぎる子は、まず陸上で足の引き方を確かめましょう。つま先の向きで、膝の開き方が変わることを体で感じられます。
つま先を外側に向けて立ち、膝を曲げてしゃがむと、膝が外に開いてガニ股になります。次につま先を内側に向けて膝を曲げると、膝が開かずに自然と閉じます。足を引くときは、足先を内側に向ける意識を持ちましょう。
平泳ぎのキック 足の引き方
平泳ぎで膝が開きすぎないようにするための、自然な足の引き方の陸上確認です。つま先の向きによって膝の開き方がどう変わるかを体感します。
足の先(つま先)を外側に向けた状態で立ち、膝を曲げてしゃがんでみる。
point自然と膝が外側に開いてガニ股になることを確認する。
足の先(つま先)を内側に向けた状態で立ち、膝を曲げてみる。
point膝が外に開かず、自然と閉じる感覚を確認する。
足を外向きにしたまま、膝を開かないように無理にかがんでみる。
point膝関節に無理な負担がかかって違和感や痛みが出やすいことを体感し、足の引き方の違いを理解する。
指導のポイント・気をつけること
- 足を引くときは足先を内側に向ける意識を持つと、自然と膝が閉じる。
- 足先が外を向いた状態で引こうとすると膝が外に開いてしまう。
- 足先を外に向けたまま膝を閉じようと無理にかがむと、膝を痛める原因になるので無理に力を入れすぎないこと。
- プールサイドは滑りやすいため、陸上で動作確認を行う際は転倒に十分注意してください。
5分プール1人〜
足の甲ではなく
足の裏で蹴る
平泳ぎのキックが進まない一番の原因は、足の甲で蹴っていること。足首を曲げて足の裏で水を押すと、力強く進むキックになります。
膝を前に出しすぎないように足を引き(膝が前に出ると抵抗が大きくなる)、足首を曲げて足の裏で水を後ろに蹴りこみます。膝をお腹のほうに引きこみすぎないように注意しましょう。
平泳ぎキックの足の裏の使い方
平泳ぎのキックで、足の甲ではなく足の裏で水を蹴って進みを良くする練習です。膝を前に出しすぎずに抵抗を減らします。
膝を前に出しすぎないように足を引く
point膝が前に出ると抵抗を大きく受けてしまいます
足の甲ではなく、足の裏で水を後方に蹴り込む
point足の裏で捉えることで進みの良い力強いキックになります
指導のポイント・気をつけること
- 足の甲で蹴ってしまうと進まないので、足首を曲げて足の裏で水を押す感覚を意識させます
- 膝をお腹側に引き込みすぎないように注意します
- 膝が前に出ると水の抵抗が大きくなり、進みが悪くなります
- 足の甲で蹴ると十分な推進力が得られません
- 無理に足首や膝を強くねじりすぎると関節を痛める恐れがあるため、痛みの有無を確認しながら行わせてください。
6分ビート板大人と
ビート板で
腰をまっすぐ
ビート板を使って、腰が反らないようにまっすぐ保ったままキックする練習です。指導者の補助で、足の裏で水をとらえる位置を確かめます。
ビート板を持ち、腰が反らないようにまっすぐにしてキックします(足先が水面の上に出ないように)。指導者に足を補助してもらいながら、膝を少し胸に近づけて足の裏で水をとらえる位置を確認。慣れたら、ビート板なしでキックします。
平泳ぎのキック練習
腰が反らないようにまっすぐ保ち、足裏でしっかり水を蹴る平泳ぎのキック練習です。ビート板ありから始めて補助を受け、慣れたらビート板なしでキックを行います。
ビート板を持ち、腰が反らないようまっすぐにしてキックする
point足先が水面の上に出ないよう注意する
指導者に足を補助してもらいながらキックを進める
point膝を少し胸に近づけ、足の裏で水を捉えるポジションを確認する
指導者の手を足裏で思い切り蹴って進む感覚をつかむ
point後ろに向かって力強く蹴り出す
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
ビート板なしで体をまっすぐに保ち、平泳ぎのキックで泳ぐ
point体をまっすぐ伸ばしながら後ろへしっかりキックする
- 腰をまっすぐにした状態でも足が水面から上がりすぎないようにする
- 膝を少し曲げてお腹側に引き、足の裏で水を押す感覚を掴ませる
- 腰が反りすぎないように姿勢をまっすぐに保つ
- 周囲の泳者との接触に注意し、十分な間隔を空けてスタートさせてください。
5分プール1人〜
肘を立てて
水をかく
キックが進むようになったら、手のかき方も見直しましょう。肘を立ててしっかり水をかくと、上体が上がって伸びのある泳ぎになります。
肘を立てて水をかき、上体を上げて進みます。顔を上げるのが早くなって肘を引いてしまうと、上体が上がらず水をかけません。
平泳ぎのストローク動作
肘を立ててしっかりと水を掻く、平泳ぎのストロークフォームの確認です。伸びのある泳ぎを目指します。
肘を立てて水を掻き、上体を上げて進む
point肘を引いてしまったり顔を上げるのが早くならないよう注意する
指導のポイント・気をつけること
- 顔を上げるのが早くなって肘を引いてしまうと、上体が上がらず水を掻けない
- 肘を立てることでしっかりと水を掻くことができる
- 周囲の泳者との間隔を十分に空けて衝突に注意してください。
5分プール1人〜
かいたら
肘から前へ戻す
水をかいたあと、手を前に戻す動き(リカバリー)を肘から行うと、前に体重が乗って次のキックで伸びやすくなります。
プールサイドに座って、水をかいたあと肘から戻してから手を伸ばす動作を確認します。そのあと水中で泳ぎ、「肘、手」のリズムでリカバリー。前に体重が乗る感覚を意識しましょう。
平泳ぎの腕のリカバリー練習
平泳ぎで水をかいた後のリカバリー動作を確認する練習です。肘から前に戻してから手を伸ばすことで前に体重を乗せやすくします。
プールサイドに座り、水をかいた後に肘から戻して次に手を伸ばす動作を確認する
point肘を前にしてから手を伸ばす
実際に水中で平泳ぎを泳ぎ、「肘→手」のリズムでリカバリーを行う
point前に体重が乗る感覚を意識する
指導のポイント・気をつけること
- 水をかいた後は肘から前に戻す意識を持たせる
- 「肘、手」と声をかけてリズムを掴ませる
- プールサイドに座って練習する際は、滑って転落しないよう足元に注意させる
- 他の泳者との間隔を十分に空けて衝突を防ぐ
faqよくある質問
平泳ぎのキックがあおり足になります
足の甲で蹴っていないか確認しましょう。足首を曲げて足の裏で押す感覚を、プールサイドや陸上でくり返し練習します。
何歳から練習できますか?
クロールや背泳ぎで浮いて進めるようになってから取り組むのがおすすめです。小学校中学年くらいから始める子が多いです。
膝が痛くなることはありますか?
膝を無理に開いたり内側にひねったりすると負担がかかります。痛みがあるときは休み、無理のない形で練習しましょう。
チームの練習に入れるなら?
スイミングの練習なら、陸上での1番をウォームアップに入れてからプールに入るのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
平泳ぎで大切なのは、膝が開きすぎない足の引き方・足の裏で水を押すキック・肘を使ったかき方。陸上と水中の練習を組み合わせて、少しずつ進む平泳ぎを身につけましょう。
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