目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ30分の練習メニューも載せています。
- 足をついて行う初心者向けの懸垂のやり方
- 肩甲骨を動かして背中の筋肉を使うコツ
- 1回もできない状態から1回達成を目指す練習法
4分鉄棒1人〜
足をついて
懸垂の練習
懸垂がまだ1回もできない子や、腕の力が弱い初心者に向いている練習です。鉄棒を使い、足を地面につけた状態で背中を鍛える運動を行います。まずはぶら下がる感覚に慣れましょう。
鉄棒を握り、足を少し前に出してかかとを地面に置きます。お尻を真下に下ろして膝が曲がっている状態を作るのがポイント。そこから腕を引き寄せて体を持ち上げ、ゆっくりと下ろします。
足つきチンニング(懸垂)
鉄棒を使い、足を地面につけた状態で行う初心者向けの懸垂トレーニングです。背筋を鍛える運動として行います。
鉄棒を握り、足を少し前に出してかかとを地面に置く
pointお尻を真下に下ろして膝が曲がっている状態にする
腕を引き寄せて体を持ち上げる
体を下ろす
point下ろす時はゆっくり行う
指導のポイント・気をつけること
- 足を少し前に出しかかとを地面に置く
- お尻を真下に下ろして膝を曲げた姿勢を作る
- 下ろす時はゆっくり動かす
- 手が滑って落下しないよう、手のひらやバーの砂・汗を拭き取ってから行わせてください。
- かかとが滑らないよう、滑りにくい靴を履いているか、地面の足場が安全か確認してください。
5分鉄棒・バー1人〜
肩甲骨を
下げて引く
懸垂の動きの土台となる、肩甲骨の動かし方を覚える練習です。腕の力だけで無理に引こうとする子には、まずこの感覚を掴ませるのがおすすめです。空中で動きを確認してから行います。
バーにぶら下がる前に、空中で肩甲骨を下げる動作を行って感覚を掴みます。次にバーにぶら下がり、肩甲骨を下げて身体を少し持ち上げる動作を繰り返します。自分の体重を持ち上げるのが難しければ、チューブを使って負荷を下げましょう。
スキャプラプルアップ
懸垂ができない人向けに、肩甲骨を下げて身体を持ち上げる練習です。まずは空中で感覚を掴んでからバーやチューブを使って行います。
バーにぶら下がる前に、空中で肩甲骨を下げる動作を行って感覚を掴む
point肩甲骨を下げる動きを意識する
バーにぶら下がり、肩甲骨を下げて身体を少し持ち上げる動作を繰り返す
point自重が難しければチューブを使用して負荷を下げる
指導のポイント・気をつけること
- 丁寧に10回くらい行う
- 愚直に地道に繰り返すことが大切
- バーから手を滑らせて落下しないよう、握力を確認し下にマットを敷いて安全を確保してください。
- チューブを使用する場合は、外れて顔や体に当たらないようしっかりと固定してください。
5分鉄棒1人〜
1回達成への
3ステップ
懸垂が1回もできない状態から、初めての1回を達成するための段階的なトレーニングです。ぶら下がり、初動の強化、降りる動きの3つのステップで鍛えていきます。少しずつステップアップしましょう。
まずはバーを握って10秒間ぶら下がって耐えます。次に肩甲骨を寄せて下げる動きで初動を鍛え、最後はジャンプで上まで上がり、ゆっくり降りながら限界まで粘る動きを繰り返します。
懸垂1回を達成する3つのトレーニング
懸垂が1回もできない状態から1回達成を目指すための段階的トレーニングです。ぶら下がり、肩甲骨の初動強化、耐えながら降りる動きの3段階で鍛えます。
バーを握ってぶら下がり、まずは10秒間耐える。
pointまずは10秒耐える
スキャプラプルアップを行い、肩甲骨を寄せて下げる初動の動きを鍛える。
point初動の強化
ジャンプ等で上まで上がり、ネガティブプルアップでゆっくり降りながら限界まで粘る。
point限界まで粘る
指導のポイント・気をつけること
- 0回から1回達成までが一番大変なので諦めずに継続する
- 限界まで粘って手を離した際の落下に備え、足元にセーフティマットを敷いてください。
- ぶら下がる際はしっかり親指を回して握らせ、手の滑りに注意してください。
5分鉄棒・バー補助つきで
蹴って上がり
ゆっくり下る
自力で上がれない子でも、背中の筋肉(広背筋)をしっかりと鍛えられる練習法です。筋肉が引き伸ばされながら強い負荷に耐えることで、背中が発達していきます。できる人はウェイトで加重してもよいでしょう。
バーを握り、自力で上がれなくてもかまわないので、足で蹴って上まで上がります。そこから、筋肉が伸びるときに負荷をかけるように、ゆっくりと抵抗しながら下りてきます。これを連続で10回繰り返します。
蹴って上がってゆっくり下りる懸垂
懸垂で上がれない人向けの練習法です。足で蹴って上がり、負荷に抵抗しながらゆっくり下りる動作を繰り返します。
バーを握り、足で蹴って上がる
point自力で上がれなくても蹴って上がればよい
ゆっくり抵抗しながら下りてくる
point筋肉が伸びるときに負荷をかける
蹴って上がる・ゆっくり下りるを連続で10回繰り返す
指導のポイント・気をつけること
- 筋肉が引き伸ばされながら強い負荷に耐えることで背中の筋肉(広背筋)が発達する
- 自体重で懸垂が上がれる人の場合はダンベル等のウェイトで加重する
- 鉄棒やバーから手を滑らせて落下しないよう、下にマットを敷き、補助者がサポートに入ると安全です。
5分鉄棒・バー1人〜
背中を使って
軽く引き上げる
背中の筋肉を連動させて、懸垂を軽く引き上げるための練習です。腕の力だけで引かず、肩甲骨と背中を使って引き上げる感覚を身につけたい子に向いています。背中のスイッチを入れる予備動作を意識させます。
腕を伸ばしたまま、胸を突き上げるイメージで肩甲骨だけで体を持ち上げます。次に、腕を曲げる前に広背筋で重さを受け止め、数秒キープしてから下ろします。最後は胸をバーに向けて肘を腰にぶつけるように引きます。
懸垂が軽くなる背中の連動3ステップ
背中の筋肉を連動させて懸垂を軽く引き上げるための3ステップ練習です。腕を曲げる前に肩甲骨と広背筋を使って体を持ち上げ、肘を引き込みます。
腕を伸ばしたまま肩甲骨だけで体を持ち上げる
point胸を突き上げるイメージで行うとやりやすい
腕を曲げる前に広背筋で重さを受け止め、数秒キープしてから下ろす動作を繰り返す
point背中に力が入っていることを確認する
胸をバーに向けて肘を腰にぶつけるように引く
指導のポイント・気をつけること
- 背中のスイッチを入れる予備動作を意識させる
- 腕の力だけで引かず、肩甲骨と背中(広背筋)を使って引き上げる
- バーから手が滑り落ちないよう、グリップをしっかり握らせてください。
- 万が一の落下に備えてバーの下に安全マットを敷いてください。
faqよくある質問
何歳から始められますか?
鉄棒にぶら下がれるようになる小学生くらいから取り組めます。最初は足をついた練習から始め、無理のない範囲で進めてください。
毎日やってもいいですか?
筋肉痛があるときは無理をせずお休みしましょう。週に2〜3回でも、継続して背中の筋肉を使う感覚を養うことが大切です。
手が痛くなってしまいます。
手が滑って落下しないよう、鉄棒の砂や汗をしっかり拭き取ってから行いましょう。親指をしっかり回して握ることもポイントです。
チームの練習に入れるなら?
ウォームアップのあとの10分程度を使って、2〜3種目を取り入れるのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
懸垂ができるようになるには、腕の力だけでなく肩甲骨や背中の筋肉をうまく使うことが大切です。足をついた練習やゆっくり下りる練習など、1回もできない状態からでも少しずつ背中の力をつけることができます。安全に気をつけながら、焦らず地道に続けてみてください。
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