目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ30分の練習メニューも載せています。
- 反動を使わずに起き上がるための基礎練習
- スポーツテストの正しいフォームと記録を伸ばすコツ
- 家や体育館でできる腹筋トレーニングと注意点
3分道具なし1人〜
脚の上げ下ろしで
お腹の力
上体起こしで起き上がるときに、どうしても反動を使ったり、手で床を押したりしてしまう子に向いている練習です。体を起こすときに必要となる、脚を引き込む力を養います。
仰向けに寝て、両足を90度に曲げて持ち上げ、ゆっくり下ろす動作を繰り返します。足を下ろすときに腰が反らないように注意してください。腰に違和感がある場合は、無理のない角度で行いましょう。
起き上がりを助ける腸腰筋トレーニング
仰向けで曲げた両脚をゆっくり上げ下ろしして腸腰筋を鍛えます。起き上がるときに反動や手を使ってしまう人向けの練習です。
仰向けに寝る
両足を90度に曲げて持ち上げ、ゆっくり下ろす動作を繰り返す
pointゆっくり下ろしていく
指導のポイント・気をつけること
- 体を起こすときに引き込む力をつける意識で行う
- 反動や手の支えを使わずに起き上がれるようにするための運動
- 足を下ろす際に腰が反ってしまわないよう注意し、腰に違和感がある場合は無理のない角度で行わせてください。
5分道具なしマット
4つの段階で
無理なく腹筋
まだ1回も起き上がれない状態から、少しずつ負荷を上げて上体起こしを習得するための練習です。腹筋の力が足りない子や、背中が硬い子でも、無理なく段階を踏んで進められます。
仰向けで膝を立てて行います。①太ももを掴んで上体を上げる、②前ならえの状態で上げる、③胸の前で腕をクロスさせて上げる、④手を頭の後ろに添えて上げる、の順に進みます。勢いをつけず、ゆっくりコントロールすることが大切です。
上体起こしの4ステップ腹筋トレ
起き上がれない状態から段階的に負荷を上げて上体起こしを習得する4ステップの腹筋トレーニングです。各ステップを15回達成できたら次の段階へ進みます。
仰向けで膝を立て、起き上がれない場合は脚(太もも)を掴んで上体を上げる。
point15回できたら次のステップへ進む。足を押さえてもらうと楽に行える。
前ならえの状態(両腕を前に伸ばした状態)で上体を上げる。
point15回できたら次のステップへ進む。
胸の前で腕をクロスさせた状態で上体を上げる。
point15回できたら次のステップへ進む。
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
手を頭の後ろに添えて上体を起こす。
- 足を押さえてやると楽に行える
- 腹筋の筋力不足や脊柱の硬さ、反り腰などがある場合は無理せず段階を踏んで行う
- 勢いをつけて反動で起き上がろうとすると腰や首を痛める原因になるため、ゆっくりコントロールしながら行わせてください。
- マットなど背中や尾てい骨が痛くならない敷物の上で実施することをおすすめします。
4分マットペアで
スポーツテストの
正しいやり方
新体力テスト(スポーツテスト)で行う上体起こしの、正しいフォームとやり方を確認します。ルールをしっかり理解して、正確な動きを身につけたいときにぴったりの内容です。
膝を90度に曲げて座り、両手を胸の前でクロスします。仰向けに倒れ、背中をぴったり床につけてから、上体をぐっと起こして両肘を太ももにつけます。勢いよく倒れると背中や頭を打つ恐れがあるので、必ずマットの上で行いましょう。
スポーツテスト上体起こしのやり方
新体力テスト(スポーツテスト)の上体起こしの正しいフォームとやり方を確認します。30秒間で何回できるかを測定します。
膝を90度に曲げて座り、両手を胸の前でクロスして組む
point膝の角度は90度
仰向けに倒れ、背中をぴったり床につける
point後頭部は床につかなくてもよい
上体をぐっと起こし、両肘を太ももにつける
point肘が太ももにつくまでしっかり起き上がる
指導のポイント・気をつけること
- 背中をぴったり床につけてから起き上がるように促す
- 起き上がったときに肘が太ももにしっかりタッチしているか確認する
- 勢いよく倒れ込むと後頭部や背中を強打する恐れがあるため、マットを敷いて実施してください。
5分ペアでマット
記録を伸ばす
補助とコツ
スポーツテスト本番に向けて、さらに記録を伸ばしたい子向けの練習です。実施者の体の動かし方だけでなく、補助をする人がしっかり足を押さえることも、回数を増やすための重要なポイントになります。
補助者は相手の足先に座り、膝裏やすねを抱え込んでしっかり固定します。実施者は顎を引き、上体と下半身を真ん中に引き寄せる意識で素早く起き上がります。下がる時は肩甲骨を床につけ、上がるときは腕が太ももにつくように繰り返します。
体力テスト:上体起こしの記録アップ法
上体起こしの基本ルールと、記録を伸ばすための足の押さえ方や体の動かし方のコツです。補助者がしっかり固定し、顎を引いて上体と下半身を引き寄せる意識で行います。
補助者は相手の両足先にお尻で乗り、膝裏・すねあたりを抱え込むようにガッツリとホールドして固定する
point相手がどれだけ動いても足が動かないようにしっかり押さえる。膝の角度が鋭角になるようにすると太ももに近くなる
実施者は胸の前で両手をクロスし、仰向けになる
point頭の後ろではなく胸の前で手を組む
顎を引いた状態で、上体と下半身を互いにくっつける(真ん中に集める)意識で素早く起き上がる
point顎を上げたままにせず、しっかり引いて起き上がる
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
両腕が太ももにつくまで起き上がったら、肩甲骨が床につくまで倒れる動作を繰り返す
point下がる時は肩甲骨を床につけ、上がるときは腕が太ももにつくことで1回カウントとなる
- 補助者(持ち手)の固定が非常に重要なので、測定相手にしっかり押さえてもらうよう伝える
- 上体を起こすことだけを考えず、上半身と下半身を引き合わせて真ん中に力を集めるイメージを持つ
- 顎を引いて起き上がることで力を入れやすくする
- 補助者が足先に座る際、相手の足を痛めないよう注意して体重をかける
- フローリングの床で直接行うと尾てい骨や背中、頭を痛めるおそれがあるため、測定用マット等を敷いて実施することをおすすめします
- 勢いよく倒れ込む際に頭部を床に打ち付けないよう、首のコントロールに注意させましょう
5分マット1人〜
正しい姿勢で
お腹に効かせる
プランクやマウンテンクライマーなど、さまざまな腹筋トレーニングの正しいフォームを学びます。腰が反ってしまったり、勢い任せになってしまったりする子に、正しい姿勢を意識させるのに向いています。
プランクは腰を反らさず背中をやや丸める意識で。マウンテンクライマーはお尻を高く上げすぎないようにします。レッグレイズやシットアップも、腰が反らないようにコントロールします。正しいフォームを維持できる範囲で行いましょう。
腹筋の正しいフォームと効かせ方
プランク、マウンテンクライマー、レッグレイズ、シットアップの正しいフォームと効果的な部位の意識の仕方です。腰の反りや勢いを使わず、腹筋を意識して行います。
プランク:肘をついて体を一直線に保ち、背中や腰を反らさず腹筋に力を入れる。
point腰を反らさず、背中をやや丸める意識で腹筋全体に効かせる
マウンテンクライマー:腕立て伏せの姿勢から交互に膝を引き込む。
pointお尻を高く上げすぎず、体を低く保ちながら腹部に効かせる
レッグレイズ:仰向けになり両脚を持ち上げる。
point頭を少し浮かせ、腰が反らないように下腹部を意識する
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
シットアップ:膝を立てて仰向けになり、上体を起こす。
point完全に起き上がりすぎず、腹筋の上部・下部に負荷がかかる位置でコントロールする
- 腰が反ってしまうと腰痛の原因になり腹筋への刺激が抜けるため注意する
- 腰を反らせないように注意する
- 無理に回数を行うと腰を痛めやすいため、正しいフォームを維持できる範囲で行わせてください。
faqよくある質問
何歳から始められますか?
小学生くらいから取り組めます。小さい子は回数にこだわらず、正しい姿勢で体を動かすことを優先しましょう。
毎日やってもいいですか?
毎日取り組んでも問題ありませんが、お腹や腰に痛みがあるときはお休みしてください。週に数回でも続けることが大切です。
腰が痛いと言っているときは?
腰が反ってしまっている可能性があります。すぐに練習をストップし、無理をさせないでください。まずは負担の少ない動きから始めましょう。
チームの練習に入れるなら?
ウォームアップのあとに、2〜3種目を10分ほど入れるのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
上体起こしや腹筋運動で大切なのは、反動を使わないこと・腰を反らせないこと・正しいフォームで行うことです。無理のない段階から始めて、お腹の力を少しずつ引き出していきましょう。
この記事で紹介している動画は、各投稿者が YouTube で公開しているものを、YouTube の埋め込み機能で表示しています。動画の権利は各投稿者にあります。カードは plax の自動分析が動画から作ったもので、内容は記事の時点のものです。掲載の取り下げなどのご連絡は 権利者の方へ からお願いします。













