目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ30分の練習メニューも載せています。
- 座ったままや壁を使ってできる肩甲骨のストレッチ
- タオルを使った肩返しや、胸郭の可動域を広げる動き
- そのまま使える30分の練習メニュー
3分道具なし1人〜
座ったまま
肩甲骨を伸ばす
肩甲骨まわりが硬いと、腕を大きく動かす動作がしにくくなります。このストレッチは座ったまま手軽にでき、肩甲骨まわりをしっかり伸ばすことができるので、運動前の準備にぴったりです。
座った状態で両手を腰のあたりに当てます。両脚を開き、膝の内側に両肘を入れるようにして、膝で肘を挟み込みます。手の向きをしっかり確認しながら、痛みの出ない範囲で行いましょう。無理に強い力で挟むと肩や肘を痛めるので注意してください。
かんたん肩甲骨剥がし
座った状態で腰に手を当て、膝の内側に肘を挟んで肩甲骨まわりを伸ばすストレッチです。手の向きがポイントになります。
座った状態で両手を腰のあたりに当てる
point手の向きが大切
両脚を開き、膝の内側に両肘を入れるようにする
膝で肘を挟み込むようにして肩甲骨を伸ばす
指導のポイント・気をつけること
- 手の向きをしっかり確認すること
- 無理に強い力で挟み込むと肩や肘、手首を痛めるおそれがあるため、痛みの出ない範囲でゆっくり行わせてください。
3分壁を使う1人〜
壁を使って
背骨をねじる
腕を後ろに回しにくい子や、背中が硬くなっている子におすすめのストレッチです。壁に手をついて体を横にねじることで、背骨を動かし、肩甲骨と肋骨の滑りを良くしていきます。
壁に向かって両手を壁につきます。そのまま、体を左右交互に横へねじります。肩甲骨そのものを動かそうと力むのではなく、背骨を動かして滑りを良くする意識が大切です。背中が力んで硬くならないよう、リラックスしてゆっくり行わせてください。
壁タッチ背骨ねじりストレッチ
壁に手をついて体を横にねじることで、背骨を動かし肩甲骨と肋骨の滑りを良くするストレッチです。後ろで手が組みやすくなる効果があります。
壁に向かい、両手を壁につく
体を左右交互に横へねじる(計10回行う)
point筋肉のストレッチよりも肩甲骨や骨の滑りを意識する
指導のポイント・気をつけること
- 肩甲骨そのものを動かそうと力むのではなく、背骨を動かすことで滑りを良くする
- 背中が力んで硬くならないようにリラックスして行う
- 肩甲骨を無理に動かそうとすると背中が力んでかえって硬くなるため注意する
- 無理に体をひねりすぎて腰や肩、手首を痛めないよう、痛みが出ない範囲でゆっくり行わせてください。
5分壁を使う1人〜
壁を使った
肩周り伸ばし
ボールを投げる動作など、腕を大きく振るスポーツをする子に向いているストレッチです。壁を使って肩の後ろ側や前側をしっかり伸ばすことで、肩の動きをスムーズにします。
壁の横に立ち、肩と肘を壁につけたまま、胸を壁の方向へひねって肩の後ろ側を伸ばします。次に、手首を反対の手で押さえ、手のひらを壁へ近づけます。最後に、手と肘を斜め上の壁につけ、胸を壁とは反対へひねって前側を伸ばします。
壁を使った肩周りストレッチ3選
壁を使って肩の後ろ側や前側を伸ばすストレッチです。投球時の肩の痛みの解消や予防に行います。
壁の横に立ち、ストレッチする側の肩と肘を壁につける。肩と肘が壁から離れないように、胸を壁の方向へひねる。
point肩の後ろ側をストレッチします。
肩と肘を壁につけたまま、手首を反対の手で上から押さえ、手のひらを壁へ近づける。
point肩がすくまないように注意しながら、肩の後ろ側を伸ばします。
ストレッチする側の手と肘を斜め上の壁につけ、手が離れないように胸を壁とは反対の方向へひねる。
point肩の前側をストレッチします。
指導のポイント・気をつけること
- 肩や肘、手が壁から離れないようにキープしながら体をひねる
- 2つ目のストレッチでは肩がすくんで上がってしまわないように意識する
- 痛みがある場合は無理に強くひねらない
- 強くひねりすぎると肩関節に過度な負担がかかるため、痛みのない心地よい伸びを感じる範囲で行わせてください。
4分タオル1人〜
タオルを持ち
腕を前後に回す
胸や肩甲骨周りから大きく動かすことで、肩関節の可動域を広げるストレッチです。体操などの全身を大きく使う動きの前に取り入れると、スムーズな動きを引き出しやすくなります。
縄跳びやタオルを無理のない広めの長さで持ちます。手を天井のほうへ遠くに伸ばしながら、片方ずつ腕を後ろへ回して戻します。慣れてきたら両手同時に回します。肘が曲がっていると肩が返らないため、肘をしっかり伸ばすことが大切です。
肩関節のストレッチ「肩返し」
縄跳びやタオルなどを持ち、肘を伸ばして腕を前後に回す肩関節のストレッチです。胸や肩甲骨周りから動かすことで可動域を広げます。
縄跳びやタオルを無理のない長さで両手で持つ
point最初は広めの長さで持つ
手を天井のほうへ遠くに伸ばしながら、片方ずつ腕を後ろへ回して戻す
point両方だと痛い場合があるため最初は片方ずつ行う。肘をしっかり伸ばし、天井に手をつくイメージを持つ
慣れてきたら両手同時に前から後ろへ肩を返し、戻す
point肩関節だけでなく胸のあたりや肩甲骨から動かす意識を持つ
指導のポイント・気をつけること
- 肘が曲がっていると肩が返らないため、肘を伸ばすことを徹底する
- ただ伸びているだけでなく、肩の骨のポジションが変わっているかを確認する
- 関節先だけでなく、胸や体の真ん中から動かすことで可動域を広げる
- 両手同時に行うと肩を痛める可能性があるため、最初は片方ずつ無理のない幅で行う
- 肩に痛みや違和感が出た場合は無理に回さず、手幅を広げるか直ちに中止させてください。
8分マット1人〜
胸郭と肩甲骨の
可動域を広げる
投げる動きなど、体を大きくしなやかに使うスポーツに取り組む子におすすめです。背骨や胸を回したり反らしたりすることで、胸郭と肩甲骨周りの可動域を広げる6つの種目を行います。
四つ這いで背中を丸めたり反らしたりする動きや、横向きに寝て上体を回す動き、ブリッジなどを行います。目線を手や肘に向けながら行うことで、大きな回旋動作を引き出します。下半身を固定したまま、胸郭を動かすことを意識させましょう。
胸郭・肩甲骨周りのモビリティストレッチ6選
球速アップに向けた胸郭と肩甲骨周りの可動域を広げる6種目のストレッチです。背骨や胸の回旋、反りの動きを引き出します。
CAT&DOG:四つ這いで膝を浮かせ、背中を丸めたり反らしたりする
point肩甲骨で拍手するイメージで吸いながら寄せる、ヘソを見ながら吐く
TrunkRotation:横向きに寝て膝を曲げ、頭の後ろに手を添えて上体を回旋させる
point常に動かしている肘に目線を置きつつ下半身は固定
ArmSweep:横向きに寝た状態から、大きく腕を回していく
point時計の15分から40分まで大きく腕を見ながら回していく
手順のつづき(あと3つ)・指導のポイント・気をつけること
TrunkRotation(2):四つ這いで片手を腰に当て、胸郭を回旋させる
point代償動作に少し頼りつつ胸椎回旋
TrunkRotation(3):正座から頭をつき、片手を後頭部に添えて上体を回旋させる
point頭をつき上半身を固定させ地面を押すことで胸椎回旋
Bridge/BackBend:ブリッジを行う
point腰ではなく胸で反りたいので背伸びをするイメージの延長で行い、頭後に身体を揺らしていく
- 目線を手や肘に向けながら行うことで大きな回旋動作を引き出す
- 下半身を固定したまま胸郭(胸椎)を動かすことを意識させる
- ブリッジでは腰だけで反らないように注意する
- 床が硬いと膝や頭、手首を痛める可能性があるため、マットを敷いて行いましょう。
- 首や腰に痛みや違和感がある場合はブリッジなどの種目を無理に行わせないようにしてください。
faqよくある質問
何歳から始められますか?
道具がほとんど要らず、小学生から取り組めます。小さい子は無理に伸ばそうとせず、痛みのない範囲で正しい姿勢を優先しましょう。
毎日やってもいいですか?
痛みのない範囲であれば毎日でも取り組めます。ただし、肩や腰などに違和感や痛みがあるときは無理をせずお休みしてください。
どのくらいでやわらかくなりますか?
個人差がありますが、お風呂上がりなど体が温まっているときに継続して行うと、少しずつ動きのなめらかさを実感しやすくなります。
チームの練習に入れるなら?
ウォームアップのあとの10分に、2〜3種目を入れるのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
肩・肩甲骨のストレッチで大切なのは、無理なく痛みのない範囲で行うことと、背骨や胸郭から動かす意識を持つことです。どれも短い動画で見てすぐまねできるものばかりなので、日々の練習や家でのケアに楽しく取り入れてみてください。
この記事で紹介している動画は、各投稿者が YouTube で公開しているものを、YouTube の埋め込み機能で表示しています。動画の権利は各投稿者にあります。カードは plax の自動分析が動画から作ったもので、内容は記事の時点のものです。掲載の取り下げなどのご連絡は 権利者の方へ からお願いします。












