目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ31分の練習メニューも載せています。
- 竹刀の正しい握り方と、両手の間隔
- 剣先を下げずにまっすぐ振るコツ
- 跳躍素振りで気をつけたいこと
5分竹刀ペアで
握りを作って
持ちかえる
素振りの前に、竹刀の握りを確かめましょう。握り方がくずれたまま振っても、正しいフォームは身につきません。握りの形を確かめられる器具で打った形の握りを作り、そのまま竹刀に持ちかえます。
打った形の握りを保ったまま竹刀に持ちかえ、右手と左手の間は手のひら1枚分あけます。親指と人さし指はふわっとかぶせる程度にし、中指・薬指・小指の3本でしっかり握ります。肘を曲げたまま振りかぶり、上腕で振り下ろします。最初はゆっくり、軽く振りましょう。
剣道の正しい握りと素振りの練習
器具を使って正しい握りを確認し、その形のまま竹刀に持ち替えて素振りのフォームを身につけます。肘の使い方や上腕の意識を補助しながら丁寧に反復します。
「零(ZERO)」を使って打った形の握りを作る。
point理想の握り方がわかる溝に合わせて握ります。
打った形の握りを保ったまま、竹刀に持ち替える。
point形が崩れないよう他の人がサポートし、右手と左手の間は手のひら1枚分空けます。
弦(つる)の延長線上に親指と人差し指の溝や骨を合わせ、中指・薬指・小指でしっかり握る。
point親指と人差し指はふわっと被せる程度にします。
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
肘を曲げてそのままの形で振りかぶり、上腕の筋肉で振り下ろす。
point肘から先はしならせるイメージで、最初はゆっくり軽く振ります。
- 右手と左手の間隔は手のひら1枚分が目安です。
- 弦の延長線上に親指と人差し指の溝を合わせます。
- 中指・薬指・小指の3本でしっかり握り、親指と人差し指は力を抜いて添えます。
- 振り下ろすときは上腕を意識し、指導者やペアが腕を支えてフォームをサポートします。
- 竹刀に持ち替えるときに手の形が崩れないよう注意します。
- 竹刀を振る際は、周囲に人や障害物がないか十分な間隔を確保してください。
- 正座や座った状態で行う場合は、膝や足首への負担に配慮してください。
4分竹刀1人〜
剣先を下げない
正面素振り
正面素振りでよく見られるのが、振り上げたときに剣先が下がるくせ。剣先が下がると、まっすぐ振り下ろせなくなります。
肩の筋肉を使って竹刀をまっすぐ持ち上げます。振り上げたときに剣先が下がっていないかを確かめ、手の形を変えずにまっすぐ下ろします。
正面素振りのフォーム指導
剣先を下げずに真っ直ぐ竹刀を振り上げる正面素振りの練習です。肩の三角筋を使い、手の形を変えずに真っ直ぐ振り下ろします。
肩の三角筋を使って、竹刀を真っ直ぐ持ち上げる。
point振り上げたときに剣先が下がらないように注意する。
手の形を変えずに、真っ直ぐ竹刀を下ろす。
指導のポイント・気をつけること
- 肩の三角筋を使って持ち上げる
- 手の形を変えずに真っ直ぐ下ろす
- 振り上げたときに剣先が下がらないようにする
- 竹刀を振る際は、周囲の十分な広さを確保し、人や物に当たらないよう前後の間隔を広く取ってください。
4分竹刀1人〜
左手は中心
左右素振り
左右素振りは、左右の面を交互に打つ素振りです。正面素振りより意外とむずかしく、手元がぶれやすくなります。
構えから竹刀を振り上げ、左右交互に振り下ろします。左手が中心からぶれないこと、竹刀が毎回同じ軌道を通ること、左脇が締まっていることの3つを意識します。
剣道の左右素振りのポイント
竹刀を使った左右素振りの正しいフォームとポイントを解説する練習です。左手の位置や竹刀の軌道、脇の締め方に注意して振ります。
構えた状態から竹刀を振り上げ、左右交互に素振りを行う。
point左手が中心からブレないように意識する。
竹刀が同じ軌道を通るように振り下ろす。
point左脇をしっかりと締めて行う。
指導のポイント・気をつけること
- 左手が中心からブレない
- 竹刀が同じ軌道を通る
- 左脇が閉まっている
- 竹刀を振る際は、周囲に人や物がないか十分に距離を確認してください。
5分竹刀1人〜
大きく跳んで
跳躍素振り
跳躍素振りは、前後に跳びながら素振りをくり返す練習です。足さばきと振りを合わせる練習になり、運動量も多いので、稽古の中でもきつい練習のひとつです。
竹刀を構え、前後に大きく跳びながら素振りをします。両足をそろえて跳ばず、前後の足を正しく使って跳びます。着地でふらつかないよう足幅を保ち、いつでも打てる体勢をキープ。手首のスナップをきかせて、しっかり振りましょう。
剣道の正しい跳躍素振り
竹刀を持って前後に大きく跳躍しながら素振りを行う練習です。足幅や手首のスナップを意識して安定した強い素振りを身につけます。
竹刀を構え、大きく前後に跳躍しながら素振りを行う
point限界まで大きく全力で前後跳びを行う
着地時にフラフラしないよう足幅を保つ
pointいつでも打てる体勢をキープする
手首のスナップを利かせてしっかり振る
pointスナップを効かせて1本を決める振りにする
指導のポイント・気をつけること
- 跳躍の距離が短くならないよう、全力で限界まで前後へ跳ばせる
- 両足で跳ばず、前後の足を正しく使って跳躍させる
- 着地でフラフラする場合は足幅が狭くなっていないか確認させる
- どの素振りでも手首のスナップをしっかり使わせる
- 跳躍の距離が短い
- 両足で跳ぶ
- 着地の時にフラフラする
- 足幅が狭いと安定しない
5分竹刀1人〜
目的で選ぶ
3つの素振り
素振りには、いくつかのやり方があります。どれか1つだけが正しいのではなく、それぞれの目的を知って使い分けることが大切です。
①上段から送り足で振り下ろして打つ(一拍子の面を身につける段階として)。②送り出した右足で体を引き起こして打つ(左足の引き付けで打ちを完結させる感覚)。③左足を踏み切って引きつけるまでの一連の動きで、竹刀の上げ下げを一拍子で完結させる。③が、実戦の面打ちにつながる動きです。
目的に合わせた剣道の素振り3選
実戦の一拍子の面打ちや左足の引き付けなど、目的に応じて使い分ける3種類の素振り練習です。
上段から送り足で振り下ろして打つ。
point初心者が一拍子の面を身につけるためのプロセスとして行う。
送り出した右足で体を引き起こして打つ。
point左足の引き付けで打突を完結させる感覚を身につける。
左足を踏み切って引きつけるまでの一連の動作で、一拍子として竹刀の上げ下げを完結させる。
point最終的な一拍子の実戦の面打ちにつなげる標準的な動き。
指導のポイント・気をつけること
- どれか1つだけが正しいわけではなく、それぞれの練習の目的を理解して取り入れる。
- 実戦の一拍子の面打ちや返し胴などの技につなげる観点では、送り足で竹刀の上げ下げを完結させる素振りを標準の目標とする。
- 返し胴などで返しの動きと打突を分断させてしまうと相手に読まれてしまう。
- 竹刀を振る際は、周囲の競技者や壁との安全な間隔を十分に確保してください。
- 床の状態を確認し、足の滑りや怪我に注意して素振りを行ってください。
faqよくある質問
何歳から素振りを始められますか?
握りの確認と正面素振りは、小学校1年生くらいから取り組めます。最初は回数よりも、正しい握りと振り方をゆっくり確かめることを大切にしましょう。
剣先が下がってしまいます
2番のように、肩を使って竹刀をまっすぐ持ち上げることを意識しましょう。鏡で横から見ると、剣先の位置を確かめやすくなります。
跳躍素振りで足がそろってしまいます
両足をそろえて跳ぶと、前後の足の使い方が身につきません。最初はゆっくり、前後の足の順番を確かめながら跳び、慣れてきたら大きく速くしていきましょう。
チームの練習に入れるなら?
稽古のはじめに1〜3番で握りと振りを確かめ、4番の跳躍素振りで体を温めてから打ち込みへ進むのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
素振りで大切なのは、正しい握り・剣先を下げないまっすぐな振り・目的を知って振ること。毎回の稽古でていねいにくり返して、打ちの土台をつくりましょう。
この記事で紹介している動画は、各投稿者が YouTube で公開しているものを、YouTube の埋め込み機能で表示しています。動画の権利は各投稿者にあります。カードは plax の自動分析が動画から作ったもので、内容は記事の時点のものです。掲載の取り下げなどのご連絡は 権利者の方へ からお願いします。













