目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。記事の最後に、5つをつないだ32分の練習メニューも載せています。
- 正拳の正しい握り方と、親指の位置
- 手打ちにならない、足から連動する突き
- 体重をのせて蹴る考え方
3分道具なし1人〜
小指から握る
正拳の握り方
空手の突きは、まず正しい拳をつくるところから。握り方があいまいなまま突くと、指や手首を痛める原因になります。
手のひらを開いた状態から、小指から順番に指を握り込みます。最後に、人さし指と中指の上から親指で挟むようにしっかり押さえて拳をつくります。
空手の正拳の握り方
空手の基本となる正拳の正しい握り方です。小指側から順番に丸めて親指で固定します。
手のひらを開いた状態から、小指から順番に指を握り込む。
人差し指、中指の上から親指で挟むようにしっかり押さえて拳をつくる。
指導のポイント・気をつけること
- 小指側からしっかり巻き込むように握る
- 親指を指の内側に入れて握ると突きをした際に骨折や脱臼の危険があるため、必ず外側から添えるように確認してください。
6分道具なし1人〜
3つのポイント
正拳突き
正拳突きは空手の基本中の基本。初心者が気をつけたいのは、拳の形、体の使い方、左右の手のタイミングの3つです。
①拳の面を平らにそろえ、親指を下から添えてしっかり握る。②腕の力を抜き、体の動きで腕を引っ張って突く感覚をつかむ。できたら体と手の動きを同時に合わせる。③左右の手を同時に動かし、突きが当たるときに引き手を引き終える。
正拳突き 初心者のポイント3つ
空手の初心者が正拳突きを打つときに気をつけるべき3つのポイントを解説します。拳の握り方、体の使い方、左右の手の連動を意識して練習します。
拳をしっかり作る(拳の面を平らにし、親指を下から添える)
point指が飛び出したり親指が浮いて緩んだりしないようにする
腕の力を抜き、体の動きで腕を引っ張って突く練習をする
point腕力だけで打とうとして肩が上がらないようにする
体で腕を動かす感覚ができたら、体の動きと手の動きを同時に合わせる
point体の動きと手のタイミングを揃えて突きに重さを出す
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
左右の手を同時に動かし、突きが当たるときに引き手を引き終える
point腕を引いてから出したり、左右が別々に動かないようにする
- 拳の面を平らにそろえ、親指を下からしっかり添えさせる
- 肩に力が入らないよう脱力させ、体の回転や動きで腕を出す感覚を掴ませる
- 突く手と引く手のタイミングを同時に合わせる
- 腕力だけで突こうとすると肩が上がってしまう
- 拳の握りが甘いと指を痛める原因になる
- 拳を握る際、親指を他の指の中に巻き込むと突き指や骨折の危険があるため、必ず指の外側・下側に添えるように指導してください。
- 周囲の人と接触しないよう、十分な間隔を空けて行わせてください。
6分道具なし1人〜
足から動かす
連動する突き
腕だけで打つ手打ちを直すための練習です。足の動きに引っ張られて手が出る感覚を、手と足を別々に動かすところから身につけます。
まずは足が先に動き、体が回って、あとから手がついてくる回転の動き。次に前後の動きで、足を先に動かしてから手を前へ、戻るときも足が先に戻ってから手を引きます。足で手を動かせるようになったら、手と足のタイミングを合わせて突きます。
足から連動する突きの練習法
足の動きに引っ張られて手が動く感覚を身につけ、手打ちを防ぐ突きの練習です。手と足を別々に動かす段階から徐々にタイミングを合わせていきます。
足を動かしてから体が回転し、後から手がついてくる回転運動を行う。
point足が先に動いて、そこに引っ張られて手がついてくる感覚で行う。
前後に動く練習を行う。足を先に動かしてから手を前へ出し、戻る時も足が先に後ろへ戻ってから手を引く。
point足の動きによって手が引っ張られていく感覚で動かす。
足で手を動かせるようになったら、手と足のタイミングを合わせて突く。
point足を使って威力を出す。
指導のポイント・気をつけること
- 最初から手と足を同時に動かそうとせず、まずは別々に動かして連動の感覚をつかむ。
- 手だけで打って手打ちになったり、体を回すだけのロボットのような動きにならないように注意する。
- 腕を振る回転動作で周囲の人や壁にぶつからないよう、十分な間隔を確保して行いましょう。
5分壁家で
壁を使って
刻み突き
刻み突きは、前の手で素早く突く組手の基本技。壁ぎわを使うと、体の軸と腕の通り道を確かめながら、家でもフォームを練習できます。
部屋の角に後ろ足を合わせて構え、頭から腰までを壁につけます。腕を壁に沿わせながら突き、力を抜いて肘を伸ばします。次は前足を大きく踏み出しながら突く。反動を使わず、体はまっすぐのまま、後ろ足で蹴って体を前に押し出します。
家でできる刻み突きのフォーム練習
壁際を活用して体幹の軸や腕の軌道を意識しながら行う、刻み突きのフォーム練習です。反動を使わずに後ろ足で蹴り出して前足を大きく踏み込みます。
部屋のカドに後ろ足を合わせて構える
頭から腰までを壁につける
腕を壁に沿わせながら突く
point壁から離れず、力を抜いて肘を伸ばす
手順のつづき(あと1つ)・指導のポイント・気をつけること
前足を大きく踏み出しながら突く
point反動を使わず、体はまっすぐのまま、後ろ足で蹴って体を前に押し出す
- 反動を使わないように突く
- 体はまっすぐの姿勢を保つ
- 後ろ足で床を蹴って体を前に押し出す
- 壁から腕が離れないようにする
- 反動をつけて突かない
- 壁を強く叩いて手首や拳を痛めないよう、擦る・沿わせる力加減に注意する
- 足元が滑らない場所で行う
5分サンドバッグ1人〜
体重をのせて
重い蹴り
蹴りに体重をのせるための考え方を身につける練習です。自分ひとりでバランスをとったまま蹴ると、軸がその場に残り、体重がのりません。
サンドバッグに向かって構え、当たることで初めてバランスがとれるように、体重を前や横へのせて蹴り込みます。当たる瞬間に体重がしっかりのるよう、横方向へ体重を移動させます。
体重をのせる重い蹴り方
自分一人でバランスを保たず、当たることでバランスが取れる状態を作って体重をのせる蹴りの練習です。相手がいなければ倒れてしまうような不安定さを利用して蹴り込みます。
サンドバッグに向かって構える。
point軸をその場に残したまま蹴らないように意識する
対象に当たることで初めてバランスが保てるよう、体重を前や横方向へのせて蹴り込む。
point相手がいなければバランスを保てない不安定な状態を作る
指導のポイント・気をつけること
- 自分一人でバランスを取る蹴りになると軸が動かず体重がのらない
- 当たる瞬間に体重がしっかり乗るよう、横方向へ体重を移動させる
- 対象物がないとバランスを崩して倒れる蹴り方のため、空振り時の転倒に注意する
- 強く蹴り込んだ際にバランスを崩して転倒しないよう、周囲に障害物のない安全なスペースで行ってください。
faqよくある質問
何歳から練習できますか?
握り方や正拳突きは、小学校低学年から取り組めます。サンドバッグを使った蹴りは、基本の突きと立ち方が身についてから、高学年以上で取り組むのがおすすめです。
突きがすぐ腕だけになってしまいます
3番の練習のように、足を先に動かして手がついてくる順番を、ゆっくりくり返しましょう。肩に力が入っていないかも確かめます。
拳を痛めないためには?
親指を内側に巻き込まず、外側から添えて握ることが大切です。慣れないうちは物を強くたたかず、形の確認を中心に練習しましょう。
チームの練習に入れるなら?
道場の練習なら、ウォームアップのあとに1〜3番で拳と突きを確かめ、4・5番は目的に合わせて入れるのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
空手の基本で大切なのは、正しい拳をつくること・腕の力を抜いて体で突くこと・体重をのせること。1つずつ確かめながら、強く正確な技を身につけていきましょう。
この記事で紹介している動画は、各投稿者が YouTube で公開しているものを、YouTube の埋め込み機能で表示しています。動画の権利は各投稿者にあります。カードは plax の自動分析が動画から作ったもので、内容は記事の時点のものです。掲載の取り下げなどのご連絡は 権利者の方へ からお願いします。













