目次
ここで紹介するのは、YouTube で公開されているショート動画を、plax の「自動分析」でカードにしたものです。動画は短いので、練習の前にその場で見せるのにもぴったり。記事の最後に、5つをつないだ30分の練習メニューも載せています。
- 速く走るための「スタート姿勢」「腕振り」「膝の使い方」
- 家や公園で、道具なしでできる5つのトレーニングと教え方のコツ
- そのまま使える30分の練習メニュー
3分幼児から道具なし
「用意」で
前に倒れる
速く走る第一歩は、スタート。小さい子は「位置について」で先生のほうを見てしまったり、「用意」でまっすぐ立ったままだったりします。
動画では、進む方向を向いてラインの前に立ち、「用意」で足を前後に開いて、前の膝を前に曲げて体を倒す姿勢を教えています。膝を後ろに引かず、前に出すのがポイント。この姿勢から「ドン」で飛び出せば、最初の数歩がぐっと速くなります。
かけっこスタート姿勢の改善
未就学児向けのかけっこスタート姿勢を整える指導法です。直立や先生の方を見る癖を直し、膝を前に出して前傾姿勢をとることで速いスタートを目指します。
「位置について」でラインの前に立つ。
point先生の方を見ずに進行方向を向く。
「用意」で足を前後に開き、前の膝を前に曲げて前傾姿勢を作る。
point膝を後ろに引かず、前に出す。
「ドン」の合図で前へダッシュする。
指導のポイント・気をつけること
- 合図を出す先生の方を向かずに前を向かせる。
- 体が直立にならないよう、膝を前に出してしっかり前傾させる。
- 先生の方を見てしまう癖や直立姿勢に注意する。
- 急発進時に前のめりに転倒しないよう、走る前方のスペースと足元の安全を十分に確保してください。
6分道具なし1人〜
腕振り・スタート・膝の
3つのコツ
① 足を伸ばして座り、肘を曲げたまま腕を振る(伸ばして振ると遅くなる)。② スタートは斜め下を見て、前に体重を乗せて飛び出し、少しずつ目線を上げる(すぐに顔を上げるとスピードが出ない)。③ 走るときは膝を前に出して歩幅を伸ばす。
小股でちょこちょこ走る子も、跳ぶように大股で走る子も、③の「膝を前に」で走りが変わります。42秒の動画で3つがまとまっているので、練習の最初にみんなで見るのがおすすめです。
足が速くなる3つのコツ
腕振り、スタートダッシュ、膝の使い方の3つのポイントを意識して足が速くなる走り方を身につける練習です。座って行う腕振りから前傾姿勢のダッシュまで段階的にコツを掴みます。
足を伸ばして座り、肘を曲げて腕振りの練習をする。
point肘を伸ばして振ると遅くなるため、曲げたまま振る。
斜め下を見ながら前に体重を乗せるようにしてスタートダッシュし、その後少しずつ目線を上げていく。
pointスタート直後にすぐ顔を上げるとスピードが出ない。
膝を前に出すことを意識して走る。
point小股や跳んでしまう大股ではなく、膝を前に出してストライドを伸ばす。
指導のポイント・気をつけること
- 座って練習すると肘を曲げやすくなる
- スタート時は斜め下を見て体重を前に乗せる
- 膝を前に出す意識を持つとストライドが伸びる
- 肘を伸ばして腕を振らない
- スタートしてすぐに顔を上げない
- 小股になりすぎたり、跳んでしまうような大股で走らない
- ダッシュを行う際は前後の走者と十分に距離を取り、ゴール先の壁や障害物に衝突しないよう減速スペースを確保してください。
5分道具なし1人〜
もも上げで
足を流さない
足が後ろに流れると、地面を押した力が逃げてしまいます。まずはその場で、ももを地面と平行までテンポよく上げるもも上げ。リズムを安定させて続けます。
次に、その動きを変えないまま少しずつ前に進み、最後はそのまま走ります。かかとからドンとつかないこと、足が後ろに流れないことを意識しましょう。
運動会直前もも上げ2ステップ
足を後ろに流さず速く走るための、その場と前進のもも上げ2ステップ練習です。地面と平行まで引き上げ、安定したリズムで行います。
その場でテンポよくもも上げを行う
point地面と平行まで引き上げる。リズムを安定させて連続で行う
もも上げの動きを変えないように少しずつ前に進む
pointかかとからドンとつかないように注意する
最後までしっかりもも上げをして走る
point足が後ろに流れないように意識する
指導のポイント・気をつけること
- 地面と平行までしっかりももを引き上げる
- リズムを崩さず連続で行う
- 前進するときもその場のフォームを維持する
- 足を後ろに曲げてしまわない
- 着地で膝が曲がってしまわない
- 前進するときにかかとからドンと着地しない
- 前進する際は前後の間隔を十分に取り、他の人との衝突に注意してください
4分公園の坂1人〜
坂道ケンケンで
片足の力
走るときは、1歩ごとに片足で地面を押しています。ゆるやかな坂道をケンケンで上ると、その片足で押す力が自然と鍛えられます。
いきなりケンケンが難しい子は、「1・2、1・2」と2歩ずつ足を入れ替えて進むところから。11秒の短い動画なので、公園でその場で見せてまねできます。
坂道ケンケントレーニング
坂道でケンケンをして進む、足を速くするためのトレーニングです。難しい場合は2歩ずつ足を入れ替えて進みます。
坂道をケンケンで進む。
pointできるだけ1歩で進む。
いきなりケンケンが難しい場合は、2歩ずつ足を入れ替えて進む(1・2、1・2のリズム)。
指導のポイント・気をつけること
- できるだけ1歩で進むように意識させる
- 難しければ2歩ずつのステップから始める
- 怪我しないように気をつける
- 坂道での片足跳びはスピードが出やすいため、転倒による擦り傷や足首の捻挫に注意し、周囲の障害物がないか確認してください。
5分段差みんなで
運動会直前の
3種目
最後は、運動会の直前にもできる3種目。段差を全力で上り下りする踏み台昇降(10秒)、全力で連続ジャンプするリバウンドジャンプ(10回)、その場で全力の腕振り(30回)。
どれも短い時間を全力で。足の回転と、地面をはじく力、腕振りの速さが一度に練習できます。
運動会直前!足が速くなる3選
走るスピードを高めるための3種目のトレーニングです。踏み台昇降、リバウンドジャンプ、腕振りを全力で行います。
踏み台昇降:段差を全力で上り下りする(10秒間)。
point段差を全力上り下り
リバウンドジャンプ:全力で連続ジャンプを行う(10回)。
point全力連続ジャンプ
高速腕振り:その場で腕を全力で振る(30回)。
point全力腕振り
指導のポイント・気をつけること
- 踏み台昇降時は足の踏み外しやつまずき、台の滑りに注意してください。
- リバウンドジャンプ時は着地時の足首や膝への負担に配慮し、周囲との接触がないよう十分なスペースを確保してください。
faqよくある質問
何歳から始められますか?
どれも道具がほとんど要らず、年長さんくらいから取り組めます。小さい子は回数や時間を半分にして、正しい姿勢を優先しましょう。
毎日やってもいいですか?
1回15〜30分なら毎日でも取り組めますが、ふくらはぎや太ももが張っているときはお休みを。週2〜3回でも、続けることのほうが大切です。
どのくらいで速くなりますか?
個人差があります。練習の前と、2〜4週間ごとにタイムを測っておくと変化がわかり、子どものやる気にもつながります。
チームの練習に入れるなら?
ウォームアップのあとの10分に、2〜3種目を入れるのがおすすめです。plax なら、カードを並べるだけでメニューができ、時間の合計も自動で出ます。
速く走るために大切なのは、前に倒れるスタート・肘を曲げた腕振り・膝を前に出す走り。どれも短い動画で見て、すぐまねできるものばかりです。楽しく続けられる形で練習に取り入れてみてください。
この記事で紹介している動画は、各投稿者が YouTube で公開しているものを、YouTube の埋め込み機能で表示しています。動画の権利は各投稿者にあります。カードは plax の自動分析が動画から作ったもので、内容は記事の時点のものです。掲載の取り下げなどのご連絡は 権利者の方へ からお願いします。













